

上記1〜4の質問(お悩み)はマネジメントの視点から実に多く寄せられます。それぞれの原因の多くは、ルーチン業務の不効率さ(二重作業・ダラダラ作業)とそれぞれの業務が目的を見失っている事が原因です。例えば、経理担当者は記帳の正確性を気にして作業するが、その作業データは何に使われるのかについては考慮しない。つまり、指示どおりの正確な作業はおこなうが、自己の作業目的まで考えが及ばないケースがあります。 また、5に関してですが、1〜4が解決していなければコンピュータシステムの導入は失敗するものと言っても過言ではありません。不効率な作業状況でPC入力しても不効率な状況は改善されません。アナログ(紙)→デジタル(PC)に代わるだけで、作業ミスは増大します。 ここでは1〜5をまとめて回答させていただきます。
月次決算書は税理士さんの為でも、税務署に決算書を提出する為でもありません。経営スピードを高めるためです。 何故、経営スピードが上がらないのか。それは『月次決算書』を利用していないからです。
前月の営業結果の反省は必ず翌月以降に活かされなければなりません。
前月分の営業成績を分析・検討します。ここで言う分析は財務分析ではなく前月分の成績(営業事実)に対する業務分析です。この分析作業は経営陣だけではなく、部長・課長・主任レベルまでがそれぞれの責任範囲に応じて行う方が良いでしょう。社員教育の一貫を兼ねる事も可能です。また、財務分析に関してですが、社内での作業負担が大きい、もしくは適任者がいないなどの場合には信頼できる税理士等、外部に委託されても問題はないと思います。
業務分析を行うには営業事実の判断基準となる「営業計画」「単年度予算」が必要です。これによって計画の進捗確認、目標未達成時のリカバリー案が検討可能となります。
業務分析により導き出された経営決定は、具体的な業務指示となり、各部長・業務担当者へ伝えられます。下図参照
月次決算の早期化を実現する為には経理部門(担当者)のパフォーマンスを上げなくてはなりません。しかしその為の増員は極力控える必要があります。人件費が増加し利益とキャッシュフローを圧迫するからです。
当社は適切な経理システムを構築をご提案いたします。適切な経理システムは会社全体の効率化につながります。是非、ご相談ください。
二重作業・ムダ作業のチェックは『業務フロー図』の作成が有効です。
ノートパソコンが10万円を切り、会計ソフト等のアプリケーションソフトが廉価で販売されている昨今の状況では、何らかの形でPCの導入がされている会社がほとんどと思います。あなたの会社ではどの程度コンピュータシステム(以下PCシステム)を利用できていますでしょうか。
会計システムにPCを導入した場合のメリットとPCシステム導入時のリスクを次に掲げます。
| 導入メリット | 転記作業の省力化 | ||
|---|---|---|---|
| 売上があった場合、店舗担当者は売上伝票の起票をし、現金出納帳に売上現金の入金事実を記載。さらに在庫表に商品の出庫事実を記載。それを経理担当者へ連絡する。経理担当者はそれを受けて総勘定元帳への記帳、等々。かなり大変です。PC導入によりこれらの作業が1・2本の振替伝票仕訳入力で完了します。。 | |||
| 他の業務システムとのデータ連携 | |||
| 会計システムと他の業務ソフトを連動させる事によって次の事が可能となります。 | |||
| 自動経費計上 | ネットバンキングシステムとの連動により、未払い経費計上仕訳入力をする事で支払予定日での自動振り込みが可能になります。→振込業務の省力化、支払ミスの削減→信用力向上 | ||
| データの解析 | PCのデータベースから必要データを抽出可能。 →経営資料の作成が容易、予算データをPCに登録しておけば予算と実績の対比分析が容易、PCからデータ(金額)を出力する為転機ミスがなくなります。 |
||
| 現状把握 | システムの導入のしかたによっては、月次決算前であっても必要に応じて営業成績(概算ですが)を確認する事が可能となります。 →現場への指示がリアルタイムに出せる。 |
||
| 伝票・保存書類の削減 | |||
| 部署間での伝票(紙)のやり取りが減り、(チェック作業において書類原本の確認が必要なものがある為、紙の使用がなくなる事はない)書類紛失などのトラブルが減少します。 | |||
| 導入リスク | そもそも導入する必要が無い可能性 | ||
| 導入による作業負担、導入費用がかかるだけで、作業効率が向上しない。全社的な業務フローの見直しをしない事が原因です。全体を考えない業務フローではPCシステムを導入しても軽減されるのは転記ミスだけです。紙ベース(PC導入以前の)での業務システムが確立していなければPCシステムを効果的に運用できません。 | |||
| アプリケーション選択のリスク | |||
| 業務アプリケーションは大規模なERPシステムから市販業務ソフト(弥生シリーズ、奉行シリーズ等)TKC財務会計システム、ASPシステムなど選択肢は実に広いです。その判断は、「業務の洗い出し」をし、必要な機能を検討する必要があります。 | |||
アプリケーションベンダーはあなたの会社の内容を知りません。社内業務の内容・手順を先方に伝える為には自社内で「業務の洗い出し」「業務フロー」の検討が必要です。これを怠ると結果としてベンダーの言いなりのシステム導入となってしまいます。
PCシステムのカスタマイズはベンダー任せではいけません。BizPartnersがベンダーとの交渉をお引き受けいたします。 業務ごとの独立したアプリケーションは会計システムにデータの連動をする事で作業効率が格段に上がります。 『コンピュータ会計』を導入済みだが月次決算が遅い!とお考えの社長様。是非、ご相談ください。